遅くなりましたが、11月12日に開催された『リトルバイキング・トレーニングクラス』のレポートです。
『チャレンジクラス』は、こっちに分けてレポートしますね。
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この日の『トレーニングクラス』は1名の参加でした。
コーチは「おかっぴ」と「マーキー」の2名体制なので、マンツーマン以上です笑
『トレーニングクラス』は、『チャレンジクラス』よりも明確に「技術や体力の向上」に向けて頑張るクラスです。
準備運動も、自転車なしでのストレッチの間でも、このあとの自転車に乗っての実践で使用する感覚を意識しながら行います。
この段階で、コーチの「ことば」と生徒の「動き」の感覚のズレを埋めていくのも目的です。
コーチが「顔」と言ったらそれが「顔で対象を捉える」という意味だと知るとかですね。
自転車に乗っての最初の課題は、あまり筋肉に負担をかけない軽いスキルトレーニング。
曲がりながら幅の細い板に乗りストップ。倒れる前に再スタート。
これは前後輪の位置把握、確実なストップアンドゴーなどを課題(ドリル)の中に入れ込み、体の感覚として身につけていけるように工夫しています。
短い登り坂を、勢いに頼らないで登ったりもします。
最後は、曲がりながら上るなどしてバリエーションもつけました。
続いては「テクニック」練習です。
基本の「ジャックナイフ(ブレーキを使って後輪をあげるテクニック)」からですね。
今後は、確実に習得できたらこの先のテクニック(ジャックナイフでのターン・両輪のジャンプなど)へと進んでいき、最初に行ったドリルのようなコースに組み込んでいきます。(参加者のテクニック差は個々で課題に差をつけていきます)
当然、こうしたテクニックはいきなりできるものではないので、体の動きやタイミングなどは丁寧に指導します。
ほら、できますね♪
こうしたテクニックは、着地した後にもバランスを崩さず、立っていられるのが大切です。
走りながらのフロントリフトも同様に練習。
こちらは、連続した運動の中で体の動きに「リズム」と「アクセント」をつける練習です。
コーナー練習ですね。
足(ペダル)の位置やそこに身体を乗せる感覚などを確実にするために、ミニオーバルコースで練習しました。
続いては実際に下り斜面でのコーナーです。
コーナーに入る時のラインの取り方(考え方)、それに伴う身体の動きなどを身につけます。
このような段差降りも危なげなく下れるようになりましたね。
最後には、ここまでの課題の要素を全てミックスしたショートコースを作り、タイムを計測。
タイム計測することによって、この日の習熟度をコーチも本人も確認できます。
その最中にも、幾つかのチェックとアドバイスをすることで、タイムも大幅に短くなりました。
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この日は、参加者が1名ということで終始個人練習となりましたが、複数の参加者がいれば模擬レースなども交えていく予定です。
トレーニングクラスは2時間ですが、本人のやる気もあったのですが相当濃密な時間となりました。
(おかっぴ)