■ 開催レポート:2016年9月(後編)

= レポート前編はこちら

『リトルバイキング』のチャレンジクラスも後半に入ります。

前半からに入る間にちょっと長い休憩をとりました。
この日は9月とはいえまだまだ気温も高く、ちょくちょくと水分補給休憩もしていましたが、やはりまとまった休憩も必要です。
大人は大丈夫でも、まだ体が未発達な小学生は環境に体調を左右されやすいですから、気をつけ過ぎることはありませんね。

lb160910-7後半は、スラロームからスタートです。
”おかっぴ式”のスラロームは、パイロン(三角コーン)を一つのコーナーで二つ使い、手前側のパイロンを巻き込むように曲がります。
もう一本のパイロンはコーナーのアウト側になるわけですね。
コーナーリングは出口での自転車や方向をイメージすることが大切です。
出口を限定することで、自分の頭でそこに至るイメージができるようになれば完璧です。

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スラロームに付け加えて、帰り道にシーソーや一本橋を配置してコースっぽくしました。
(草で隠れてしまってますが・・・)一本橋は何本も違う角度で置いています。これも一本橋の間はコーナーになりますので、一本橋に入るときには自転車がまっすぐ進入できるようにラインをイメージしなくてはなりませんね。
こうしたことを、頭で理解する子、体感的に覚える子など様々ですが、それは子供達に任せるようにし、指示はイメージをどう持つかなどの説明で終えます。

この後、スラロームは斜面でも行いました。
斜面に置くと、また必要な要素が増えていきます。
この日は比較的ゆるいコーナーでその要素と感覚を身につけていきます。

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ゲーム『サークルアウト』です。
パイロンで円を作り、円から出てはいけない、足をついてはいけない、他の子とぶつかってはいけない、といったルール。
そして円はどんどん小さくなっていきます。
周りを見ながら動いたり、ゆっくりでもバランスを崩さない事などが必要です。
子供達には一番人気で、終わった後も円を四角にしてみるなど自分たちで変化をつけて何度も何度もやっていました。

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最後に「ドロップオフ」を体験します。
わずか10cmほどの落差ですが、斜面にある事で恐怖心が増えます。
腰を引いてしまうと落差で加速する自転車に引っ張られバランスを崩してしまうので、自分から先に動いて自転車をリードしてやるイメージが大切です。

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慣れてきたら、段差を5cm高くしてみました。
たった5cmの違いですが、小学生が乗る小さな自転車であったり斜面に置いてある事でその変化が大きくなります。
何度も繰り返し、その速度や衝撃に慣れていくのが目的。
でも、子供達は楽しそうに何度もチャレンジしていました。

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この日の『リトルバイキング・チャレンジクラス』はこんな感じの内容でした。
当然それぞれのチャレンジの前には、コーチが見本を見せています。
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「ふざけてるとこんな風になっちゃうぞ〜」という見本もします。
これで怯んだりすることもあるかもしれませんが、危険は危険としてちゃんと認知しながら克服することは大切なことだと考えています。

また、写真は出しておりませんが保護者の方にも参加していただいています。
保護者も一緒に体験していただくことで情報を共有し、帰ってから一緒に乗ることがあっても同じ視点で練習したり遊んだりしていただけると考えています。
※ 保護者参加は自由ですので参加しなくても大丈夫です

次回の開催は[10月8日(土)]です。
皆様のご参加お待ちしております。