2019年3月の『リトルバイキング・たじみ定期会』、無事に開催できました。
参加された皆様、ありがとうございました。
この日のレポートをお送りします。
参加した方は思い出したり、ちょっとでも興味のある人はどんなことをしてるのかの参考にしていただければと思います。
今回の『リトルバイキング・たじみ定期会』のテーマは『段差を下りる』と『コーナーリング』でした。
3月ということでだいぶ暖かくなり、3月はテクニック的なことをテーマにしました。寒い間は運動量を増やして体があったかくなるように走り回ってましたけど、これだけ気温が上がれば運動量の少ないスキル練習がしやすいですね。
それでもまずはそれぞれの自己紹介(学年と名前だけ)と、自転車を使わない準備運動から。
準備運動では、ダイナミック(動的)&スタティック(静的)ストレッチに加えてカウントに合わせて上・下半身を連動させる運動を取り入れています。
マウンテンバイクは、まず自分の身体を動かすことで自転車が動きます。
ですから『まず自分の体が思ったように動く』ことが大切になります。
その後、早速この日のテーマの『段差を下りる』。
最初はシンプルに一つの段差を『安定して下りる』ことを体験&練習。
小学生ならではの問題として、みんなが乗ってる自転車の車輪の大きさにばらつきがあるため、あまり高いとギア(チェーンリング)をぶつけてしまいます。
ですから、高さ10cmから40cmまで10cm刻みで数種類準備しました。
普通に一つだけの段差を降りるのはみんなすぐにコツを飲み込んだので、続いては二つ連続させたり、ちょっと不規則な感じにしたり、階段状にしたりして体験。
朝、準備段階では40cmの段差を見て「え〜!やだ〜!」って言っていた子たちも、なかなかに楽しかったらしく、いろんなバリエーションを楽しんでいました。
なかなか次のテーマに移れなかったくらい(笑)
もう一つのテーマは『コーナーリング』でしたが、まずはスリップボード(ただの水を撒いた板)で、後ろタイヤをブレーキでロックして滑る『スリップ体験』から。
これはもともとコーチおかっぴのアイデアによるもので、久しぶりの実施だったためか初体験の子が多く、最初とてもドキドキしていたみたいです。
ブレーキさえ間違わなければ、そんなに危険はないんですけどね。
下り坂でのコーナーリングでありがちな「ブレーキをかけすぎて滑ってしまっても慌てない」「滑っても平気だと知る」と同時に「後ろブレーキはどっち?」という感覚を身につける目的です。
まっすぐ滑らせれるようになったら次はそのままスライドターン。
ハンドルを操作するだけではなく、顔と身体の正面を曲がる方へゆっくり向けていくことを覚えます。
まずはブレーキ、そのあとに曲がる、というコーナー前での減速と同様のステップなのもコーナーリング技術の向上に良い効果があると考えています。
時々、ノーブレーキで突っ込んでから慌ててブレーキする子もいますからね。
普段はとても勢いよく走り回る子も「滑る」となるといきなり消極的になったり、しっかり話を聞いてその通りに動いてすぐに成功する子など、それぞれの個性が出てなかなか興味深かったです。
最後は、芝の下り坂に作ったコースで実践です。
走行ラインはひとまず置いて、しっかり身体を低くし身体の方向を曲がる方へ向けることを集中的に。
2時間ぎっしりといろんなことを体験し上達できたと思います。
なによりのびのびと楽しそうに走り回ってて良い感じであったと思います。
『リトルバイキング・たじみ定期会』は、毎回違うテーマを掲げてそれぞれにしっかり伝わり身につくように考え実施しています。
当然、どうしてそうなるのか、どうしたらいいのかを言葉やお手本で伝えるようにしています。
ご興味のある方は、ぜひ一度見学だけでもお越しください。
4月は、通常通り第二土曜日の『4/13』に開催します。
募集はすでに開始しております。
そうそう、今回のコーチはメインに『おかっぴ』、アシスタントに『マーキー』『マエク』でした。
またよろしくお願いします。
(コーチ:おかっぴ)
“■ 3/16の『リトルバイキング・たじみ定期会』のレポート!” への1件の返信
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